当クリニックにおける感染予防の取り組みについて

2023.5.8

新型コロナウイルス感染症の感染症上の位置付けについて、厚生労働省は令和5年5月8日から
「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」に変更しました。医療費については、
全額公費負担ではなくなり、他の疾患と同じように自己負担が発生したり、濃厚接触者として
法律に基づく外出自粛が求められなくなる等(詳しくは厚生労働省のHp.をご確認ください)の変更点がございます。

当院では引き続き以下のような機器、機材を用いて新型コロナウイルス感染拡大防止に
努めてまいります。

患者様には手指の消毒とマスクの着用をお願い申し上げます。

特にマスクに関しましては、厚労労働省からマスク着用の考え方の見直しが示され、
令和5年3月13日から「個人の主体的な選択を尊重する」、「個人の判断に委ねる」との発表が
ありましたが、マスク着用の推奨場面の一つに「受診時や医療機関・高齢者施設などを
訪問する時」とあります。

当クリニックには重症化リスクの高い患者さまや御高齢の患者さまも多数来院されますので、
3月13日以降もクリニック内では引き続きマスクの着用をお願いいたします。
ご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

  1. オゾン発生空気清浄器*1、UV(紫外線)殺菌消臭器*2
      プラズマクラスター空気清浄機*3、UV加湿ストリーマ空気清浄機*4 設置
  2. マスキンW・エタノール液 (皮膚、手術野、医療機器殺菌消毒剤)による消毒*5
  3. ドアノブ、手すりなどに抗ウイルスシートの貼付*6
  4. 患者様入室時、サーモグラフィによる体温測定*7
  • *1:株式会社タムラテコ製 BT-180H を導入。東京消防庁の救急車に搭載されている同社のオゾン除菌装置と同じ機能のものです。オゾンが新型コロナウイルスを不活化できることは、奈良県立医科大学(リンク)、藤田医科大学(リンク)からエビデンスとなる論文が出ています。詳しくは医師までお問い合わせ下さい。
  • *2:ナイトライド・セミコンダクター社製 LED ピュアを導入。深紫外線LEDによる細菌やインフルエンザウイルスに対する有効性は以前から確認されていましたが、各社から新型コロナウイルスに対する実験結果が報告されています。
    くわしくはこちら(ロボスタというロボトデータベースから) 
    くわしくはこちら(PRTIMESというサイトから)
  • *3:SHARPのHPをご覧ください。
  • *4:空気清浄に深紫外線を加えた最新のUV加湿ストリーマ空気清浄機を導入しました。
  • *5:マスキンW・エタノール液は、水溶性のビグアナイド系化合物であり、 皮膚に対する刺激が少なく臭気がほとんどない生体消毒薬(antiseptics)です。適用時に殺菌力を発揮するのみならず、皮膚に残留して持続的な抗菌作用を発揮します。80%エタノール液を含み、主成分のクロルヘキシジンはエンベロープを有するウイルスに対する効果が確かめられています(コロナウイルスはエンベロープがあります)。同消毒液を使用して、職員が治療用ベッド、椅子等の消毒を随時行っています。
  • *6:クリニック入り口、診察室、更衣室、レントゲン室、トイレ等のドアノブや手すりに、Achilles社製ウイルセーフを貼付しました。アキレスウイルセーフについてはアキレス株式会社のサイトをご覧ください。
  • *7:日本アビオニクス社製、発熱者スクリーニング用赤外線サーモグラフィーカメラを導入しました。

以上当クリニックとしてできる限りの感染防止対策を行なっておりますが、
患者様の御協力なしでは十分な感染防止はできません。
マスクの着用、マスキンによる手指の消毒など、是非ともご協力のほどをお願い申し上げます。

こぐれ理学診療クリニック

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